【日本語解説】Insights Captureの使い方

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本記事では

  • NVIDIA Shareを使っているけどもっと便利な録画ソフトがあるなら知りたい
  • 正直なところInsights CaptureとNVIDIA Shareどっちがいいのか
  • Insights Captureは英語でよく分からない

といった疑問を持っている方に向けて

  • NVIDIA Shareと比べてInsights Captureが優れている点
  • Insights Captureの使い方、導入から録画までの流れ
  • Insights Captureの設定

について書いていきます

VALORANTを録画する想定で書いているため別ゲームでは内容が違う点もあるかもしれないという点ご了承ください

NVIDIA Shareよりも優れている点

NVIDIA ShareInsights Capture
有料/無料無料無料(広告あり)
会員登録必要不要
言語日本語英語
画質最低限の設定可能PCスペックに合わせた
設定が可能
インスタントリプレイ機能
ハイライト機能
録画クリップ機能×
キル・デス箇所表示機能×
ゲーム音のみ収録×
画面引き延ばし対応×
録画バグたまに特になし

正直なところNVIDIA Shareに劣る部分があまりないです

「キル・デス箇所表示機能」「ゲーム音のみ収録」「画面引き延ばし対応」が自分的にはとても良いと感じました

UIが英語というのが正直ネックかなと思います

ですが本記事を見ながら基本的な設定を行ってしまえば後は慣れるだけですので是非最後まで見ていただければ嬉しいです

導入手順

  1. ダウンロード
  2. インストール
  3. 初回起動セットアップ

1. ダウンロード

Insights Capture公式サイト(https://insights.gg/insights-capture)へアクセス

「DOWNLOAD FOR FREE」というボタンをクリックするとダウンロードが始まります

2. インストール

「Insights Capture – Installer.exe」がダウンロードできたらダブルクリックで開く

小さい画面が出てくるので左下の言語が「日本語」であることを確認

「次へ」をクリック

利用規約とプライバシーポリシーに同意するにチェックを入れる

Insights Captureをインストールすると「Overwolf」というアプリも一緒にインストールされますが必要なものです

アンインストールしないように注意してください

「次へ」をクリック

「Mobalytics Desktopアプリを追加」という項目ができてきますが特に必要がないため、チェックを付けずに「Next」をクリック

するとインストールが始まるので完了するまで待ちます

インストールが完了すると「正常にインストールされました」と表示されます

以上でインストールは完了です!

3. 初回起動セットアップ

Insights Captureを初回起動すると基本的なキーバインドを設定する画面が開きます

VALORANTを録画する上では特に変更しなくても問題なく使用することができます

後からでも変更が可能です

「SETUP」をクリック

自分のPC性能を選択します

録画設定に関わってくる選択だと思いますが後から変更可能です

自分のPCスペックは

  • OS – Windows 10 Pro 64ビット
  • CPU – Intel Core i7-10700k 3.80GHz
  • グラフィックボード – NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti
  • メモリ – 32GB

でとりあえず「BALANCED」を選択しましたが重い、カクつくなどは起きませんでした

選択したら「NEXT」をクリック

録画の画質を選びます

後から変更可能です

YouTubeなどに上がっている動画は基本1080p 60fpsが主流ですので「High Quality」を選択します

「ADVANCED」をクリックするとビットレートやエンコーダーの設定ができます

自分は特に変更せずに進めますがこだわりのある方はここで設定してみてください

こちらも後で変更が可能です

「NEXT」をクリック

「動画の保存先の設定」と「自動で録画を開始する/しない」「インスタントリプレイを有効/無効」を設定します

上から説明していきます

「CHOOSE FOLDER」をクリックすると録画した動画の保存先を選択できます

好きな場所を選んで完了

容量の大きいHDDを積んでいたりする場合は

「Enable auto record」をオンにするとゲーム内の試合が始まった時自動的に録画を開始してくれる機能です

初期設定は「5s」で5秒間カウントダウンしてくれます

5秒でも問題はありませんがたまに短いと感じる印象なので「5~10s」の間で調整がおすすめです

録画を開始する際画面右上にオーバーレイで録画開始までのカウントダウンを表示してくれます

カウントダウン中にこの試合は録画をしなくていいなと思ったら録画をキャンセルすることができます

「Enable instant replay」をオンにすると設定したキーを押した瞬間から前のシーンを録画することができます

例えばVALORANTでACEを出したシーンがあったとします

ですがその試合は録画をしていませんでした

せっかくのACEシーンを撮り逃してしまった…

そんなときにこのインスタントリプレイのキーを押せば1分前(初期設定)までのシーンを録画してくれます

ACEシーンも取り逃すことなく録画できるでしょう

1試合分全て録画する必要が無い方はオン推奨です

ちなみにVALORANTの1ラウンドは1分40秒なので「1m40s」に設定すると直前の1ラウンドを丸ごと録画できます

どれも後からでも設定可能ですのでとりあえずどちらもオンにしていらないと感じればオフにするのが良いと思います

それぞれ設定ができたら「NEXT」をクリック

録画ファイル保存容量の制限を設定します

自分のPCの空き容量に応じて設定してください

自分はゲームを入れているSSDと別で1TBのHDDがある為多めに500GBに設定して「Manual Delete」を選択しました

設定できたら「NEXT」をクリック

Insights.ggへのサインインができます

アカウントの作成やサインインをしなくても使用することができるので何もせず「NEXT」をクリック

これで初回起動セットアップ完了です!

「FINISH SETUP」をクリック

録画方法

自動録画の場合

VALORANTを起動して今回は試しにプラクティスに入りましょう

自動録画をオンにしている方はプラクティスに入ると画面右上にカウントダウンが表示されます

カウントダウンが終わると録画が開始しています

マッチが終わると自動で録画が停止され保存されます

画面右上に「Your replay is saved!」が表示されれば録画を保存できています

手動録画の場合

録画を始めたいタイミングで「F7」(初期設定)を押します

画面右上に「Recording is starting…」が表示されれば録画が開始しています

録画を停止するにはもう1度「F7」(初期設定)を押します

画面右上に「Your replay is saved!」が表示されれば録画を保存できています

インスタントリプレイの場合

手前のシーンを保存したいときは「F6」(初期設定)を押します

画面右上に「Your replay is saved!」が表示されればインスタントリプレイで設定した時間分直前を録画できています

録画した動画の確認方法

タスクトレイにあるInsights Captureをダブルクリック

もしくはゲーム画面で「Alt + H」(初期設定)でInsights Captureを開きます

正直ぱっと見てどれが何の動画か分かりづらいです

なので内容を確認してファイル名を分かりやすいものに変更することをおすすめします

「Highlight」と最初に付いているものは1試合の中でのキルシーンを集めて自動的に生成してくれる動画です

見たい動画をクリックすると再生画面に移動します

キル、デス、アシスト箇所が全てシークバーに表示されているので見返しやすいです

録画した動画のクリップ方法

録画した動画の中の1部分だけ抜き出したいといったことがあるかと思います

Insights Capture内だけで動画の切り抜きができます

切り抜きたい部分のある動画を開きます

左下の「CLIP」をクリック

シークバーのしたに黄色のバーが表示されます

黄色部分が切り抜かれる動画の範囲です

赤枠で囲った端の白い部分にカーソルを置くとカーソルが矢印に変わります

矢印に変わったら左右に動かして切り抜きたい動画の範囲を設定します

黄色部分にカーソルを置くとカーソルが手に変わります

クリックしたまま左右に動かすことで切り抜く動画の位置を調整できます

切り抜きたい部分に調整ができたら右下の「SAVE」をクリック

「Clip Saved」が表示されれば切り抜いた動画が保存できています

左上の「<」ボタンを押して動画一覧に戻るとクリップした動画が確認できます

おすすめの便利な設定

画面の引き延ばしに対応させたい(左右に黒帯を入れない)

画面左下の「Settings」→「Recording」→「Set video recording aspect ratio to 16:9」をオンにする

日本語に訳すと

Set video recording aspect ratio to 16:9
Force video recording aspect ratio to 16:9 even if you are playing in a different aspect ratio

動画撮影のアスペクト比を16:9に設定する
異なるアスペクト比で再生している場合でも、動画撮影のアスペクト比を強制的に16:9にする

※録画中に解像度を変更すると動画のアスペクト比がおかしくなります

ゲームの音だけを動画に入れたい

画面左下の「Settings」→「Audio」→「Capture game audio only」をオンにする

オンにすることでゲーム以外の音(Discordやブラウザなど)を動画に入れないことができます

自分はよく裏で配信を見ながらや音楽を聴きながらプレイするので非常に重宝している機能です

デスクトップ(裏画面)も録画したい

「Settings」→「Audio」→「Record game window only」をオフにする

オンにしているときは裏画面にいくと「Alt Tabbed」というポーズ表示が代わりに表示されます

さいごに

自分のPCはNVIDIA Shareを使用すると相性が悪いのかゲームが重くなってしまったり、画質の設定が最低限のものしか用意されていない為クリップ作成が行えずにいました。

Insights Captureに出会ってからPCへの負荷は最小限に高画質なクリップを簡単に作ることができるようになりました。

さらにキル、デス箇所の表示機能のおかげでゲームの振り返りなどにも使用することができ上達を目指せる環境になったと感じています。

UIが英語の為最初は使いづらさを感じることもあるかと思いますが本記事をきっかけに使い始めてクリップをたくさん投稿できるようになったり録画を見返して自分のプレイを良くしていける方が増えれば嬉しいです。

気になる点、聞きたいことがあれば自分のTwitterもしくはTwitch配信で気軽にコメントしてみてください。